イーサリアムの基本情報
2013年に誕生。ビットコインとは違い通貨発行上限はなく、ビットコインと同じくマイニングで手に入る。
通貨は「Ether(イーサ)」、単位はETH。
基本的にはビットコインと同じような感じですが、このイーサリアムは、ビットコインの進化版とも言われています。
スマート・コントラクト
スマートコントラクト=自力執行権のある契約
要するに契約の自動化ということです。
ビットコインでは、第三者の介入なしで、個人間で通貨のやり取りができますが、
ここにさらに誰がいつどのようにしたら、誰に何を渡たすかというプログラムを強制実行するのがこ
の「契約の自動化」=スマートコントラクトです。
つまり、ビットコインのように、「取引の監視」だけではなく、+プログラムによって「強制的に取
引を実行」するシステムを構築することが、スマートコントラクトなのです。
こうなると、文字通り、「契約の自動化」が成り立ちます。
ビットコインはあくまで、監視、管理がメインですが、イーサリアムの方は、一連の契約を全てプロ
グラム上で、自動進行します。
もちろん、そこに面倒な手続きや悪意のある不正なんかが入らないように、です。
歴史
イーサリアムの構想は2013年にVitalik Buterinにより示され、その構想はGavin Woodにより学術的な整理がなされた。また、プラットフォームの開発においては、2014年2月にProof of Conceptの最初のフェーズ (PoC-1) として、プログラミング言語C++で実装されたクライアントがリリースされた。以降、順次開発が進められ、POC-9である「Olympic」を経て、2015年7月30日に最初のβ版である「Frontier」がリリースされた。今後、Frontierでのネットワークの安定性の確認やユーザビリティの向上を含めた改良がなされ「Homestead」、「Metropolis」、「Serenity」と呼ばれるバージョンが順次リリースされていく予定である。イーサリアムのブロックチェーンを稼動させるソフト・アプリを開発する目的で設立された企業コンセンシスが、2016年にデロイト トウシュ トーマツと技術提携して、イーサリアムのプラットフォームを基礎にした銀行をつくることになった。
参照:wikipedia
ちなみにイーサリアムの通貨「Ether」はこのプログラムの使用手数料と思えばいいです。
さらに、こちらの仮想通貨は通貨のみではなく、いろんなものを対象として扱えるそうです。
例えば、証券決済だとか、会社の契約だとか。
単にお金のやり取りだけではなく、金融関係の取引自体を大きく塗り替える可能性が期待できますね。
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