ハッシュ値とは


ハッシュ(またはハッシュ値)とは、あるデータを変換して得られる固定長のデータのことです。ハッシュはあるデータを一方向にしか演算できないのが特徴で、ハッシュ化されたデータを元のデータに戻すことはほぼ不可能です。また元のデータを1文字でも変更するとハッシュ化されたデータは全く違う結果となり、元データを推測することを不可能にしてます。 暗号は暗号化したデータを復号できるのに対し、ハッシュは復号できないという大きな違いがあります。ハッシュ値を得るための関数を「ハッシュ関数」といいます。データの改竄を検知したり、パスワードの照合、データ検索の高速化などに用いられています。ビットコインにおいてはハッシュはいたるところで使われています。特にマイニング(採掘)ではハッシュを計算する効率が最も重要でハッシュ計算に特化したハードウェア(チップ)なども開発されています。 ビットコインで使用されるハッシュは SHA-256 と RIPEMD-160 です。これらのハッシュはGPUで計算するのに向いており、後発のアルトコインではScrypt系のハッシュを使うことで普通のPCでも採掘しやすいように工夫しているものも多いです。 一般的にパスワードはハッシュ化されて保存されております。そうしておけば事業者がユーザーのパスワードを知ることは不可能であり、また漏洩に耐えられるのでこのような設計にするのが必須です。

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